資源への積立投資には、プラチナ積立だけではなく純金積立という方法もあります。純金積立とは、月々一定額を積み立て、それを日割りにして毎日純金を購入していく方法で、プラチナが純金に変わっただけで投資方法としては同じです。
ただし、プラチナは純金よりも希少性がはるかに高く、最近は工業用品としての需要が高まっているにも関わらず、採取できる土地が極めて限定されているため、採取地の情勢の影響を受けやすいという特徴があります。つまり、プラチナは純金よりも価格の上下動が大きい傾向にあります。
このようなことから、純金積立とプラチナ積立では価格変動リスクの大きさに違いがありますが、逆に純金とプラチナの両方の積立をすれば、どちらかの価格が暴落しても資産減少のリスクを回避でき、両方の価値が高くなればその分利益が増えるというメリットが生まれます。ハイリスク・ハイリターンであるプラチナ積立と、ローリスク・ローリターンである純金積立をうまく組み合わせることによって、リスクを分散させ、資産を堅実に増やしていくことが可能になるのです。
プラチナ積立の取扱各社は純金積立も取り扱っていますので、両方同時に始めるのも1つの選択肢でしょう。純金積立とプラチナ積立を別々の会社で契約すると、年会費や手数料の二重払いとなってしまいますが、同じ会社で両方の積立を契約すれば年会費や手数料が変わらないというメリットもあります。
株式投資は、多くの方がイメージするように、一気に莫大な資産を築ける可能性がある反面、倒産や上場廃止、為替の変動などの経済危機によって簡単に暴落し、一瞬にして財産を失ってしまうという大きなリスクを抱えています。
株式においてリスクが生じる要因としては、投資した金融商品の利率などによりインフレ率の方が高くなってしまうことや、取引先の契約不履行、市場に出回る株式の絶対量や取引量が少ないことによるものなどがあり、企業業績や市場動向をはじめとする複数の要因が複雑にからみあって株価が値動きするだけでなく、株式とは直接関係のないことがめぐりめぐって影響を及ぼす場合もあります。
このように、株式投資とは、まさにハイリスク・ハイリターンの極みといえるでしょう。初心者が気楽に始められるようなレベルのものではありません。一方、債権も株式ほどではありませんが、それでもただの紙切れになってしまうリスクからは逃れられません。
しかし、プラチナ積立は違います。実物資産であるプラチナは、純金よりも価値変動が大きいとはいえ、何が起ころうと価値がゼロになることはなく、そのリスクは、株式とは比べ物にならないほど低いものです。
コツコツと長期的に投資することで、株式のように一夜にして莫大な利益を上げる可能性がない代わりに、少しずつでも確実に資産を増やし、その資産を高いリスクにさらすことなく守ることができるのが、プラチナ積立なのです。